小さな旅

久しぶりに会う圭子さんのヘアスタイル・・・。
嘗ては黒褐色のボブスタイル。
今はグレイヘアのショートスタイル。
びっくり!!
随分、年取って見えました。
義理の姉妹の関係を置いて、
美容師に戻り一言言いました・・・。
圭子さん「ふっふっふ・・・納得」。

念願の二人での小さな旅行、
「お姉さん(私のこと)と一緒に
思いっきりのおしゃべりをして、
美味しい物を食べ、温泉へつかりたい」
その夢のスタートがロマンスカーの展望席。
そんな二人を夫とマルセイユ在の義妹は
“二人の珍道中”は大丈夫かと心配していました。

箱根湯本に到着、
早速やらかしました。
某有名そば店は行こうとして大きく道を通り越し
戻って、辿り着いたところが定休日。
何度も来ている箱根なのに
支店への道は妹にお任せ。
無事、昼食。
宿のチェックインにはまだ時間があるので、
富士屋ホテルで珈琲をとタクシーに・・。
しかし、駅前まで戻るのかと思案していると
「呼びましょうか、タクシー」と神の声。
乗ったタクシーの運転手さん言うに
「つつじは3日前が最高だった」と。
「なら、今も大丈夫ですね」
「いや、白がちょっと茶色になって、汚い。
来年、いらっしゃい。
つつじが好きなだけに今見るのは許せません」と。
妹と顔見合わせ「 なるほどと 」納得!
また、箱根駅伝ファンの私たちふたりに
「谷側のガードレールは選手が転倒しても
軽傷の怪我で済むように杉の木なんですよ」って。
またまた納得のふたり。

ホテルに到着するや
さっとベルボーイが荷物を取り出し
運ぼうとするので「珈琲だけなので」と静止すると
「結構です、どうぞ」と荷物タグを手渡され
カフェに案内してくれました。
帰りもタクシーを呼んでくださり、
「どうぞお乗りください」と
荷物はトランクへ運んでくださいました。
タクシー料金を入れると
1杯5000円の珈琲料金でしたけれど満足しました。

そして宿。
温泉、夕食と眠りにつくまで二人のおしゃべりは止まらず
翌日、小田原で
あなたは西へ、私は東へ向かう
新幹線で別れる「さよなら」の時まで
二人のおしゃべりは続きました。
満足感いっぱいの小さな旅でした。

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