道標

最近、道案内を何度かしました。そちらの角を右に曲がって…と口で言ってもわかりずらそうな時は、訪ねられた場所まで一緒に行くようにしています。訪ねて来る人はたいていご年配のご婦人なので。

ある日の帰り道、家に向かって歩いていると、自転車に乗った小学校2年生の女の子が 「しまむらはどこですか?」と訪ねてきました。幸い正面の道路を直進すれば200m位で着くことを伝えると、自転車をこぎだしました。もう辺りは薄暗くなんとなく心配なので後ろを振り返ると、今にも泣きそうな顔で女の子が戻ってきました。不安だったのでしょう。「おばちゃんと一緒に行こう!」の一言で笑顔になり、お母さんと待ち合わせしたというしまむらにむかいました。夜7時近くに一人で行かせるなんて!途中で何かあったら私に後悔が残ります。最近幼い子供の悲痛な事故や事件があったばかり。見ず知らずの女の子ですが心配でした。待ち合わせ場所に着くとお母さんはいきなり、「何やってるの!遅いじゃない」とその子を叱ってます。少し離れたところでみていた私は、かけよって「道がわからなくて、一緒に来た者です。怒らないでください」と一言もの申してその場を後にしました。無事にお母さんと会えてホッとしました。未来ある子ども達を守るのは大人の責任でもあると感じます。帰り道なぜか、福山雅治の「道標」を口ずさんでいました。

歩く道標きよみ💕

カテゴリー: 未分類 パーマリンク

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です