4月でした。
30余年ぶりお逢いしたM氏。「おいくつになられました?」
「60才です」。年賀状で近況報告だけのお付き合いが30年・・・。
その間に結婚なさり、二人の男の子の父親となっておりました。
3年前。5年間看病なさった奥様が亡くなられ、現在はご次男さんと二人の生活。
ご長男さんは昨年ご結婚され、
お淋しかった日々の唯一幸せな出来事だったそうです。
奥様には「もっと優しくしてあげればよかった」とおっしゃっていましたが、
人は「その時」をどんなに一生懸命費やしても、きっと後悔は残るものと思います。
ふと、流された涙にその優しさが伝わって来ました。
お酒が大好きで、各地の日本酒を次々注文しながら、
それに合う美味しそうな肴をほどよくオーダーしてくださいます。
「大谷さんが一つの仕事を今まで長く続けて来られた要因はなんですか」と、鋭い質問。
ご自身出世が遅れた原因を反省しつつ、
世の中の不条理を熱心に語る口調は昔のままでした。
笑いも涙も、時が浄化してくれ、懐かしい想い出になりました。
このM氏、息子の小学校5・6年時の担任の先生で、
現在も公立小学校の校長先生としてご活躍されています。
大学時代はアメフト、今はラグビーをなさっていて、
先生と言うより、精悍なスポーツマンの素敵な男性になっておりました。
「また、是非・・・」とお別れしました。
心優しくなれて、楽しい一時でした。
大谷
懐かしきひととき
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